2018年 09月 12日
村上春樹「女のいない男たち」を読む。 |
6編からなる短編集。読みながら思い出したのは、長谷川きよしの「黒の舟歌」。/男と女の あいだには 深くて暗い河がある/誰も渡れぬ 河なれど/エンヤコラ今夜も 船を出す/ROW エンドROW ROW エンドROW/振り返るな ROW/
結局、どれだけ愛し合っていたとしても、すべてを知ることはできない。だから、暗くて深い河をながめては、様々な感情に身もだえする。喜劇悲劇は別として、それが人生を豊かにしてくれていることは確かだと思う。
by m-takaesu
| 2018-09-12 16:42
| 読書
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