2018年 08月 21日
エイサーを考える。 |
金足農業高校、負けちゃった!どうしても判官びいきになるので、横浜戦のような奇跡をもう一度見たかったけれど、さすがに大阪桐蔭高校は強すぎた。残念です。
さて、夏の高校野球が終わると、旧盆、そしてエイサーが始まる。子供の頃から見ているエイサー。公民館から三線と太鼓の音が聞こえてくると気持ちが浮き立ってくる。
しかし、昔のやっちー(青年)達は、みんな荒かった。復帰前の道じゅねーはお酒を飲みながらやっていたし、通りには三合瓶を手にした酔っ払いオジサンも多かった。特に旧盆になると、酔っ払い同士の喧嘩はよく目にしたし、青年会同士の小競り合いもあった。今から考えると、社会にたいする不満や不安がエイサーを通して現れていたのかもしれないと思う。
あくまで私見だけど、エイサーは、沖縄の社会を映す鏡としての役割も担っていると思う。そして時代の求めと共に見せるエイサーとして、曲や衣装、演舞も変化して来た。
今、エイサーは伝統を守りつつも、観光の目玉の一つとして、大きな期待を集めるようになった。その中で、伝統を守る青年会、伝統をベースに新しいものを取り入れようとする青年会、創作エイサー団体へと分かれてきたと思う。
沖縄は、新しいものを取り入れることに、さほど違和感を持たないチャンプル文化。だとすれば、これからもっと進化したエイサーを見ることが出来るかもしれない。
by m-takaesu
| 2018-08-21 17:43
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