2017年 11月 21日
鴨志田穣「酔いがさめたら うちに帰ろう」を読む。 |
アルコール依存症から肝臓がんになり、42歳の若さで逝った、カメラマンでフリージャーナリスの鴨志田穣(かもしだ ゆたか)さんの私小説にしてほぼ自伝。
元奥さんの西原理恵子(さいばら りえこ)さんは、毎日新聞朝刊の連載マンガ「毎日かあさん」で有名な漫画家。今や高須クリニックの院長、高須克哉さんのパートナーとしても有名。
しかし、元夫婦は生い立ちからしてすごいし、波乱万丈な人生を歩でいることは確か。
だから、チマチマとした平和ボケしたような感覚は、持ち合わせてなく、普通の生活が送れなかったのかもしれない。
作者は、重度のアルコール依存から家庭生活が破綻。吐血を10回も繰り返して入院するという、壮絶な闘病生活が軽妙な語り口で描かれている。最後に自分の体験発表を語るなかで、ジャーナリストとしての自負や妻にしてしまった酷い仕打ちがポッンと語られるが、胸の中にしまっているものは、実はとても複雑で、重いものだろうと感じた。この作品は映画にもなったんだね。
元奥さんの西原理恵子(さいばら りえこ)さんは、毎日新聞朝刊の連載マンガ「毎日かあさん」で有名な漫画家。今や高須クリニックの院長、高須克哉さんのパートナーとしても有名。
しかし、元夫婦は生い立ちからしてすごいし、波乱万丈な人生を歩でいることは確か。
だから、チマチマとした平和ボケしたような感覚は、持ち合わせてなく、普通の生活が送れなかったのかもしれない。
作者は、重度のアルコール依存から家庭生活が破綻。吐血を10回も繰り返して入院するという、壮絶な闘病生活が軽妙な語り口で描かれている。最後に自分の体験発表を語るなかで、ジャーナリストとしての自負や妻にしてしまった酷い仕打ちがポッンと語られるが、胸の中にしまっているものは、実はとても複雑で、重いものだろうと感じた。この作品は映画にもなったんだね。
by m-takaesu
| 2017-11-21 17:25
| 読書
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