2012年 09月 25日
戦後史の正体 |
これを読むと、戦後、いかに米国の利益のために日本が翻弄されたかが良く分かる。
時の政権が、米国追随か自主でゆれ、米国の利益に反する状況になった時に、
米国の圧力によって米国の意向に沿って修正させられていく様が、史実によって明らかになっている。これを読むと、今起こっている尖閣や竹島の問題の裏に、米国がいるような気になってくる。日本の周辺に波風を巻き起こし、軍備を増強させて利を得るのは、やはり米国だろうか。著者の孫崎享(マゴザキ ウケル)さんは、元外務省、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大学教授を歴任した人だけに、説得力があり、目からうろこが落ちる思いがした。
訪問ありがとう。
by m-takaesu
| 2012-09-25 13:53
| 読書
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