2010年 02月 04日
翔ぶが如く |
今読んでいる本。司馬遼太郎の「翔ぶが如く」。
封建体制から近代中央集権国家へと変貌を遂げる明治時代において
あたらしい日本の姿を追い求めた西郷隆盛と大久保利通の物語。
あたらしい時代は、その成り立ちの矛盾さゆえに、西郷隆盛という偉人の首を必要とした。
今回の政権交替が、平成の維新だとすれば、新しい政治体制の確立
には、シンボルであるがゆえに重石になっている人を切り捨てなければ
ならない必然があるのかも知れない。
はたして、鳩山首相は、一蔵になれるのでしょうか?
by m-takaesu
| 2010-02-04 11:40
| 読書
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